3. 自分の気持ちに気づいたきっかけ

一緒にいて楽しいと思えた頃

前回の旅行を経て、私たちの仲は急速に深まりました。

バイト後のコンビニ会は引き続き開催され、少人数でカラオケや宅飲みをすることもありました。飲み会や旅行に誘われると、メンバーを聞いて出欠を決めることも多かった気がします。

今考えると下っ端のくせにおこがましいですね(笑)その時に“はち(みつ)がいるかどうか”は重要な参加ポイントになっていたのかもしれません。

お互いに彼氏彼女はいたのですが、良き相談相手として楽しい時間を過ごしていました。

その後、私たちを含めた同年代4人でも親しくなり、大学生活の中でバイトが占める比重がますます大きくなっていきました。

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後1か月で閉店

バイトに充実感を感じて過ごしていた頃、東日本大震災が起こり、その影響で突然バイト先の閉店が決まりました。

一人ひとり店長に呼び出され、突然告げられた衝撃を今でも覚えています。

「大好きな場所がなくなってしまう…」と思った後に「はち(みつ)に会えなくなる」と咄嗟に思いました。これが友情と愛情、どちらからくるものだったのか…今となってはわかりません。

しかし、その後すれ違いで免許合宿に行くなど、しばらく会えない期間が続き、何となくお互いを「特別」だと意識するようになりました。

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初めての2人でのお出かけ

大震災が起こる前に、みつは彼氏と別れ、その1ヶ月後、はちも彼女と別れました。

「特別」だと意識してからは、2人で過ごす時間も増え、サシ飲みしたりカラオケオールしたり、グループの時とは違う一面を見ることができました。

詳細は覚えていませんが、はちがみつを誘い初デートが実現したのです!

場所は越谷レイクタウン!最寄り駅で待ち合わせて会うと「(緊張で)お腹痛い」と言い合っていました(笑)

初々しい気持ちで電車に乗りますが、私たちの考えがとてつもなく甘かったことを痛感します。震災後だったので、レイクタウンは営業停止中!どうしようか…と悩みましたが、まだ一緒にいたい気持ちがお互いにあったので、近くのファミレスで話すことになりました。

今までもたくさん話していたはずなのに、いくら話しても話題は尽きず、時間があっという間に過ぎていきました。